診療案内


当院で診察可能な範囲は以下となります。

内科
内科全般

小児から高齢者まで全年齢対応。

脳神経難病

パーキンソン病、認知症、ALSなど専門性を活かした診療を行います。他院で断られた方も一度ご相談ください。

緩和ケア

「ここで最後まで診てもらってよかった。」と思っていただける診療を心がけます。

「基本的には在宅医療を希望するが、今まで診てもらっていた病院や専門病院は継続したい。」など、外来通院中の方でも訪問可能な場合があります。
なるべく皆様のご希望に添えられるよう調整いたします。

ちょっとした介護のお困りごとや、お身体のことでのご相談もお気軽にお寄せください。
病院、ケアマネージャーなどと連携しながら療養をサポートさせていただきます。

訪問曜日は原則同一曜日になりますが、ご都合に合わせて調整いたします。オンライン診療での代診もご相談可能です。

対応可能な検査・点滴・処置・疾患・予防接種等

検査
採血検査、尿検査

点滴
注射、PICC カテーテルの管理、中心静脈カテーテルの管理、高カロリー輸液の管理

処置
在宅酸素、人工呼吸器の管理、気切カニューレの交換、尿道カテーテル管理・交換、人工肛門の管理、胃瘻交換(バルーンタイプ)、PTEG 交換、CV ポート穿刺、濃厚赤血球輸血、経腸栄養の管理

疾患
認知症、脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血など)後遺症、パーキンソン病、脊髄損傷、ALS 等の脳神経疾患の管理、精神疾患、糖尿病(インスリン自己注射・自己血糖測定含)などの慢性疾患に対する継続的加療、小児難病、移行医療、がん末期などの緩和ケア、在宅での看取り

予防接種
ワクチン ( インフルエンザ・新型コロナワクチン・肺炎球菌ワクチン・帯状疱疹ワクチン・RS ウイルスワクチン等 )

各種書類対応
主治医意見書
身体障害者指定
訪問看護指示書
精神科訪問看護指示書
難病指定
自立支援(精神通院)
おむつ使用証明書 など

上記以外でも対応させていただきますのでご相談ください。

こんなことにも力を入れています

在宅医療とは?

在宅医療、訪問診療などと聞くとイメージ的には、寝たきりの患者さんが、本当に最期の最期を自宅で過ごすために、白ひげを生やした年配ドクターが、黒い往診カバンをぶら下げて、自宅で診療をするような感じだと思います。

今の在宅診療は、決して死の直前だけを診るような診療ではなくなっており、実際はかなり幅広い患者さんを診ています。30歳代の先生もどんどん増えており、昔のイメージとは少しかわってきているのかもしれません。
例えば、過去に診てきた患者さんの例ですが、

1.娘と二人暮らしの認知症のおばあちゃん。娘さんが日中に働きに出かけているので一人になる。
2.ご年配の夫婦で病院に通うのが大変。定期的に診察に来てくれて、薬ももらえたら安心。
3.パーキンソン病で家族と頑張って自宅で生活している。自宅で薬調整をしてほしい。
4.肝臓がんで余命があと1カ月。自宅で寿命を全うしたい。
5.重症心身障害児で気管切開をしており、自宅で人工呼吸器を使っている。
6.頚髄損傷後で首から下が動かない。通院が難しいので自宅で診療してほしい。

共通しているのは、通院が難しいので自宅に医師が来てほしいという希望がある事です。
ご想像されているよりも、多くの患者さんが在宅診療を受けておられます。何も最期の最期だけ在宅診療というわけではありません。もし最近、通院が困難だなあ(病気の問題、家族の送迎の問題も含めて)と思われているなら、一度ご相談ください。多くの場合、それは在宅診療の適応になると思います。

病院勤務時代に、患者さんやご家族が、治療や介護をどうするか悩まれているケースを多く目にしてきました。かかりつけ医があったとしても、たくさんの患者さんが待っておられる外来診療の中では時間をとりすぎてはいけないと思い、十分に医師に要望を言えずなかなか希望しているような治療をうけられていないこともあると思います。
医師側にしても本当は時間をとって話を聞きたくても、患者数が多くそれがかなわないことも多々あります。

私たちは、患者さんやご家族のそれぞれの考えや希望をしっかりと聞き、そのうえで私たちの経験や知識、診療で皆様のお役に立てることがないか考えます。日本は介護福祉サービスが手厚く、いろいろなサービスが充実している為、多くの場合「何とかなる」ことが多いです。一人で悩んだり、ご家族さんだけで悩まれていることがあれば、まずご相談ください。頼られることは最大の喜びです。どんな些細なことでも構いません。電話、メールでご連絡いただければ対応いたします。
宜しくお願い致します。

次のような場合にご相談ください

・病気や障害などで、定期的な通院が困難な方
・入院中の方で、退院後も医療的ケアが必要な方
・脳梗塞後遺症や神経難病などにより日常生活動作に支障がある方
・在宅で医療機器の管理が必要な方
・ご自宅で緊急時の往診体制が必要な方
・認知症に対するケアや医療的アドバイスが必要とされる方
・がん末期で痛みのケアを必要とする方

※上記以外でも訪問診療は対応できますのでまずはご相談ください。

対応エリア

神戸市(灘区・東灘区・中央区・兵庫区・須磨区・長田区)

クリニックから約16km圏内が訪問エリアとなります。
それ以外の訪問エリアについてはご相談ください。

機能強化型在宅療養支援診療所

当院は以下4つの医療機関と連携して、患者さんや家族が安心して在宅医療を受けられるようにしています。厚生局から機能強化型在宅療養支援診療所という認可を受けております。

  • 在宅療養支援病院 神戸朝日病院
  • 在宅療養支援診療所 関医院、つばめクリニック、ともクリニック

当クリニックが訪問診療を行っている施設

■有料老人ホーム
スーパーコート神戸北

ReHOPE神戸

■障がい者グループホーム
ラフ&プレイス神戸

(入居相談などのお問い合わせは、直接、各施設にお願い致します)

機能強化加算に係る院内掲示

当院は「かかりつけ医」として次のような取組みを行っています

  • 他の医療機関の受診状況や投薬の処方内容を把握した上で服薬管理を行います。
  • 健康診断の結果に関する相談等、健康管理に関するご相談に応じます。必要に応じ、専門の医師・医療機関をご紹介します。
  • 介護・保健・福祉サービスの利用に関するご相談に応じます。
  • 夜間・休日など緊急時の対応方法について情報提供致します。

一般社団法人誠夢会 神戸ファミリークリニック 院長

連携医療機関

在宅医療におけるICTを用いた連携

  • ケア21メディカル訪問看護・リハビリステーションぴ~す三宮
  • 訪問看護ステーショングリーンアップル兵庫 訪問看護ステーショングリーンアップル中央
  • あむKOBE訪問看護ステーション
  • カリーナ神戸訪問看護ステーション
  • みんなのかかりつけ訪問看護ステーション神戸
  • 訪問看護ステーションCONNECT
  • 訪問看護ステーションてとて摩耶
  • ぷらすてっぷ
  • 訪問看護ステーションいろは
  • 訪問看護ステーションHPH兵庫
  • ファースト訪問看護ステーション灘
  • 訪問看護ステーションちいきと暮らす
  • マリナーズみなとじま訪問看護ステーション
  • MEIN HAUS訪問看護ステーション
  • リハビリ訪問看護ステーション蕾
  • うみのほしルルド訪問看護ステーション 
  • 訪問看護ステーションつむぎ
  • 有限会社ライフ訪問看護事業所(スーパーコート神戸北)
  • 訪問看護ステーションさくらみち神戸
  • 訪問看護ステーションオリーブ・リーフ
  • 訪問看護ステーションあすの木
  • プラスト訪問看護ステーション
  • あかり訪問看護ステーション
  • ぐっどきゅあ訪問看護ステーション

後発医薬品のある先発医薬品(長期収載医薬品)の選定療養費について

令和6年10月から、医薬品の自己負担に関する新たな取り組みとして、後発医薬品(ジェネリック医薬品)があるお薬で、先発医薬品の処方を患者が希望する場合は、特別の料金をいただくことになりました。当院独自の考えではなく厚生労働省の考えです。

<特別の料金とは>

先発医薬品と後発医薬品の価格差の4分の1相当の料金のことをいいます。後発医薬品(ジェネリック医薬品)は、先発医薬品と有効成分が同じで、同じように使っていただけるお薬です。先発医薬品を処方・調剤する医療上の必要があると認められる場合等は、特別の料金は要りません。

詳しくは下記をご参照ください。
【厚生労働省】長期収載医薬品選定療養費

Price
料金案内
料金案内

訪問診療月2回訪問の場合の1カ月の費用目安

1割負担 ¥7,000
2割負担 ¥15,000
3割負担 ¥22,500
Flow
診療の流れ
01.お問い合わせ
まずは当院にお問い合わせください。電話、メール、ライン、問い合わせフォーム、診察申し込み いずれも対応可能。
02.ご説明・ご相談
看護師、診療コーディネーターが電話等で状況をお伺いし、在宅医療についてご説明させていただきます。
わからないことがあれば、何でもご相談ください。
03.初回診療日の調整
ご本人、ご家族のご都合を伺い、初回診療の日程を決定いたします。
04.訪問診療
訪問診療初日は、医師と看護師や診療コーディネーターなどのスタッフが伺い、医療面、生活面など、多くの視点から診療を行います。
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