LCIGのQ&A


前回お伝えしたように、パーキンソン病のジスキネジアやOff症状でお困りの方は、

LCIGが適応になるかもしれません。

大きさはこんな感じです。↓

手のひら大の大きさです。

これを、黒いポシェットにいれて、肩掛けや腰掛けして持ち運びします。

機械の下半分が薬液BOXになっていて、ここから持続的に、腸に薬剤が流れていきます。

・持続的に注入といっても、24時間ではなく、日中の16時間です。夜間は、ドパミンアゴニストなどの薬で対応することが多いです

・トラブル対応のために24時間対応のコールセンターがメーカーで設置されているということです

・電池は1週間ごとに交換します

・LCIGの適応かどうか判断するには、試験的に、鼻から細いチューブを腸までいれて、そこに実際の薬剤を流して、効果があるかどうか試すことを行います。それで適応ありと判断すると、造設(PEG-J)の方針となります。

全国的には1000人を超える患者さんがLCIGを行っております。

在宅医療の強みとして、2週に1回顔を合わせ、診療にかけれる時間が比較的多いので、しっかりこういう新しい治療のお話を説明したり、提案できることがあります。適応ありそうな患者さんには直接お話させていただこうと思います。


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